学生だった極貧時代に試した様々なこと①~リストカットを薄くする方法~
学生時代から何度かリストカットの波が来た私ですが、そこまで目立たなかったため大学生の途中までは隠すことなく日常生活を送っていました。
特に目立つ傷が手首くらいだったので、髪ゴムを2~3本常時巻いて誤魔化していました。
大学生の後半は目立つ傷が増えてしまい、流石に髪ゴムで隠してバイトすることはできず、常に長袖を着用するようになっていきました。
その頃から、傷跡を意識した生活が始まりました。
なんとか目立たなくできないか、毎日のようにインターネットで検索しました。
そのような経験が、今のブログ開設に至った理由でもありますが…
お金に余裕もなかった当時、試したことを、結果と合わせて紹介します。
結果には個人差がありますので、あくまで参考程度にお考え下さい。
結論からいうと、傷跡そのものを自力で薄くすることはほぼできませんでした。
そのため、まとまったお金ができるまでは、より自然に、より負担なく隠す方法を模索したほうが無駄にならないと思います。
今回は薄くするために試したことを紹介します。
次回、隠すために使っていた商品や方法などを紹介します。
試したことその①ぬり薬
アットノン
詳しくは書きません。
同じ傷を作って、対比させるしか効果の検証はできませんが、私のようにリストカット痕に悩む人の気休めほどの効果もありませんでした。
リストカット以外の小さな擦り傷や火傷等には治療効果があるかもしれませんが、このブログに辿り着く悩みを抱えた人には試すだけ無駄だと思います。
ケシミンクリーム
こちらはそもそも傷跡に効果があるものではないのですが、リストカットで検索したときによく紹介されていました。
傷跡を目立たなく直す過程で、保湿や日焼けをさせない等の対応が望まれるので、その一環としてはもしかしたら使っている人がいるのかもしれません。
そもそもこちらはシミ、そばかすの原因となるメラニンの生成抑える効果があるというもので、傷跡に対する治療効果はありませんので誤解のないようにお願いいたします。
こちらもリストカットには効果がないことを伝えたいだけなので、詳細は述べません。
カソーダ
カソーダとはひまし油と重曹を混ぜたもので、皮膚に塗ることで手軽にほくろやシミ取りができると話題になっています。
今はみかけなくなりましたが私が検索していた頃は、使い続けるとリストカットの傷跡も薄くできるという口コミがありました。
カソーダとしてそのまま使える商品も販売されていますが、私はより安く大量に作るためにひまし油と重曹を買って自分で混ぜて使用しました。
近くの薬局でひまし油を見つけられなかったため、楽天市場でキャスターオイルを買い、コストコの大袋のベーキングソーダを使用した記憶があります。
私はほくろやシミに使用したことはありませんが、1か月ほど腕に塗り効果はありませんでした。
その後キャスターオイルは自然派のものだったためヘアオイルやシャンプー、クレンジング等に使用し、重曹は清掃用品として消費しました。
試したこと②貼るもの
キズパワーパッド、クイックパッド
こちらは湿潤療法で傷を早く、きれいに直すというもの。防水効果もあるので日常生活の中で痛みも和らげます。
こちらはそもそも絆創膏なので傷跡には効果がないことはもちろん、貼っている感があるため隠す効果はありません。
絆創膏としてはこまめに張り替えるものではないため衛生的に気になる方には向きませんが、ちょっとケガをした際には便利でした。
ただし、リストカットのような線の傷にはさほど効果がないような気がします。
怖い話ですが、白いリストカット痕をどうしても消したくて、同じ個所をお湯で火傷させ、クイックパッドを貼ってみました。
今なら痛くてできませんが、当時はリストカットと同じ感覚だったようです…
当時からアブレーションレーザーで火傷痕に見せるという記事が多かったのですが、到底払える額ではなかったため思いついた行動でした。
絶対にマネしないでくださいね。
結果、無意味だったので…
火傷はほんの表面の皮が向ける程度だったので、おかげで跡は残らなかったのですが、リストカット痕が薄くなることはありませんでした。
マイクロポアメディカルテープ
こちらは実際に病院の外科手術等の手当に使われるもので、自費で購入しても数百円程度で買えます。
こちらは縫合された傷の上から貼付することで、傷が広がらずにきれいに治る効果があります。
これはリストカット痕を薄くする効果はありませんが、リストカットをした直後から使用すれば、未使用の場合に比べて細い線にする効果はあると思います。
なので、どうしてもリストカットをやめられないけれど、傷跡が残るのを心配している方がいたら多少面倒ですが使ってみるとよいかもしれません。
私の経験上、そもそもリストカットをしてしまう精神状態では将来残るであろう傷跡を気にする余裕などありませんでしたが…
また、こちらは肌なじみの良い肌色のテープなので、傷跡を隠すにはパッと見た感じ目立たずにテーピングよりは良いかと思います。
ファンデーションテープ
こちらの商品は最近になって使用するようになったのでまた別途紹介の記事を書きたいと思います。
実はまだまだ出始めの頃にファンデーションテープを購入しようとしたことがありした。
ただ当時は今のように通販サイトでの取り扱いはなく、怪しげな専用のサイトを通してしか購入できず…
一度登録して購入するところまでいったのですが、そのタイミングでやたらと迷惑メールが増え躊躇してしまいました。
結局、支払いをせずに購入を見合わせ、販売元を調べてスクショを取り、放置した記憶があります。
しばらくは販売元からのメールもしつこく続いていました。
今となっては迷惑メールの原因は追求できませんが、その後こちらの商品も販売元もそれなりに名を馳せ、大手通販サイトの取引が増えました。
口コミを見る限り、信用できそうと感じ、購入したのがここ最近。
こちらは別途紹介します。
試したこと③その他
ダーマローラー
こちらはエステで肌をきれいにするために行われている施術の一つで、無数の細い針で皮膚の表面を刺し、回復とともに肌にハリがでたり、デコボコが改善されたりという効果が得られるというもの。
こちらもリストカットにも効果があるという口コミをみて試したかったのですが、もちろんエステに通うお金はなかったので、ネットで探してそれっぽいものを購入しました。
様々なエステに関する記事を読んで、自分なりに左腕にダーマローラーを転がしてみましたが、こちらも効果は感じませんでした。
血がにじむ程度に結構頑張っていたのですが…
エステで試したことはないのでなんともいえませんが、やはりリストカットのような傷にはほとんど効果がないと思います。
コンシーラー
化粧で隠すのはほぼほぼ不可能です。
もしもし隠せたとしても今度は服につかないように気を遣うことになります。
様々なコンシーラーやファンデーション、スプレー等試しましたが、盛り上がった傷は結局浮いてしまうのであまり意味がありませんでした。
まとめ
お金がないなりに必死だったので、ネットは細めに検索していろいろ試してみました。
ですが結果として効果があるものはなく、ほとんどがお金も時間も無駄になってしまいました。
今同じように悩んでいる人は多いと思いますが、とにかくまずは日常生活をいかに送るかという視点でどうしたら仕事に支障がないかを考えて隠す選択をしたほうがよさそうです。
もしくは隠さなくてもよい個人の仕事を選ぶか…
そしてまとまったお金ができたら薄くするための選択を考えましょう。